長崎駅-かもめ広場間 歩行者用通路 29日から短縮

 長崎市は25日、長崎市尾上町のJR長崎駅と、かもめ広場を結ぶ仮設の歩行者用通路を29日から、短縮ルートに切り替えると発表した。利用客から「遠回りで不便」との声が寄せられていたが、約70メートル短くなる。
 3月、在来線駅舎が約150メートル西側に移り、高架化し開業した。周辺土地区画整理事業に伴い、線路跡に通路を仮設。だが新幹線駅舎がまだ建設中(2022年秋に暫定開業)のため、大きく北側に迂回(うかい)するルートとなっており、旧改札口から現改札口まで約350メートルもあった。
 新しい仮設通路はクランク状で約280メートル。ただ、工事の進捗(しんちょく)次第で今後もルートは変わる。最終的には直線になる。


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