【本紙制定】不倫、薬物事件、逮捕… 芸能10大ニュース1位は志村けんさん死去

志村さんの死を報じた3月31日付本紙

新型コロナウイルス一色だった2020年も残りわずか。今年も芸能界からは不倫や薬物事件、逮捕などスキャンダルが出るわ出るわ…本紙を含め、さまざまな芸能ニュースが世間を騒がせた。特に今年は大物有名人の名前が並んだのが印象的。また、痛ましい急死が相次いだことも特徴の一つだ。そこで本紙が10大ニュースをチョイスしたので、この1年を振り返ってみてはいかが? 当時の取材の裏側や最新事情も併せてお届けしよう――。

1位は“お笑い界のレジェンド”志村けんさん(享年70)の死去だ。新型コロナウイルスによるレジェンドの死は大きな衝撃を与え、英紙「サン」が「日本のロビン・ウィリアムズが死去」と世界に伝えたほどだ。

「志村さんが体調不良を訴えたのは3月17日。同23日にコロナ陽性と判明し、そのわずか6日後に亡くなった。多くの人が悲しみ、地元の東京・東村山駅前に手向けられた花や供物は合計1トン。同駅前に銅像建立の計画が立ち上がり、(クラウドファンディングで)支援金2700万円超もすぐに集まりました。来年夏にも完成予定です」とはワイドショー関係者。

2位、3位には三浦春馬さん(享年30)、竹内結子さん(享年40)の急死が入った。

ある映画関係者は「三浦さんの死の理由についてさまざま取りざたされましたが、結局、核心的なことは分からずじまい。事務所関係者によると、遺書と呼ばれるものは、実は演技についてのメモの走り書きなどもあって判然としないそうです。そっとしておくのが一番かもしれない」。
4位は打って変わって今年も花盛りだった不倫だ。みなさんコロナ禍でもヤルことヤッてる!? 表で挙げた以外にも、鈴木杏樹や競泳の瀬戸大也も話題になった。

芸能プロ関係者がこんなこぼれ話を明かす。

「渡部建を取材していたフジテレビの『直撃LIVEグッディ!』(9月末終了)が、妻の佐々木希を追いかけて『ここで今、収録しています!』と中継したことがあったんですよ。しかも、その番組はフジ系列の関西テレビ制作。そしたら佐々木の事務所が『やりすぎだ!』とブチギレて、佐々木の写真を一切使わせないことにした。ついでに東出昌大の元妻で、佐々木と同じ事務所の杏の写真まで使えなくなったそうです(笑い)。これが『グッディ!』終了の理由の一つと言われている」

一方、“渡部特需”でウハウハの相方・児嶋一哉にはこんな話がある。

「7年前、人気だった相方を恨んだ児嶋が、バラエティー番組の企画で都内の神社に参拝したんですよ。『渡部の仕事がなくなりますように』と。本当にそうなった(笑い)」(お笑い関係者)

なお某週刊誌によると、連ドラ出演中の大物俳優Xが不倫中だというから、来年も要注意だ。

今年も相変わらずだった違法薬物事件は5位。

「2度目の逮捕となった槇原敬之ですが、長年使用はしておらず、所持での起訴となりました。初公判で話題になったのは男性パートナーの存在。『つらいことがあってもパートナーがいれば薬物を使わなくても幸せ』とラブラブ宣言していましたね」(芸能関係者)

6位は伊藤健太郎のひき逃げ、7位には際立ったサプライズ婚の連続、8位にジャニーズ事務所退所者相次ぐ、がランクイン。最後に、年内で活動を休止する嵐をピックアップしたい。「アラフェス」の収録でプロ野球の公式戦を2度も中断させたほか、リーダー大野智の過去の恋人写真まで流出。話題に事欠かないが、ここにきて“盗作騒動”まで勃発している。

「韓国の5人組バンド『DAY6』が公開したMV『“Zombie(English Ver.)”Lyric Video』が、嵐の配信シングル『Face Down:Reborn』に酷似していたのです。韓国メディアも盗作疑惑を報じ、ネットがザワついています」(芸能関係者)

前者がリリースされたのは5月11日で、嵐のシングル配信開始は6月26日だった。

来年はいったい、どんな芸能ニュースが飛び込んでくるのだろうか。

© 株式会社東京スポーツ新聞社