【フィギュア】全日本2位・宇野昌磨「やるより見る方が緊張。皆さんも大変だなぁと思って」

「メダリスト・オン・アイス」で演技する宇野昌磨(代表撮影)

フィギュアスケートの全日本選手権(長野・ビッグハット)の閉幕から一夜明けた28日、各種目上位者が競演するエキシビション「オールジャパン・メダリスト・オン・アイス2020」が同会場で開催された。

男子シングル2位の宇野昌磨(23=トヨタ自動車)はラスト3人目に登場。今年から師事するコーチのステファン・ランビエル氏(35)との出会いにより、新たな一面を開眼した。その柔らかく、しなやかなスケーティングで観客を魅了した。

演技の後、宇野は「何より楽しい試合ができた」と大会を振り返った。また、前日の女子フリーを観戦したという宇野は「やるよりも見る方が緊張するんだなぁと。皆さんの立場になって見ていました」と明かした。さらに「皆さんも大変なんだなって思いながら見ていました(笑い)」と言うと、会場は温かい笑いに包まれた。

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