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新型コロナウイルス感染拡大で疲弊した町を元気にしようと、長崎県佐世保市内の21カ所で26日夜、花火が一斉に打ち上げられ、冬の夜空を彩った。
佐世保の夏の風物詩「させぼシーサイドフェスティバル」実行委(吉野英樹委員長)主催。新型コロナの影響で例年8月に開催している同フェスは延期となった。今回、見物客が訪れ「3密」状態になるのを避けるため、サプライズ花火を企画した。
午後7時から5分間、計約2千発を打ち上げた。佐世保公園付近で花火を見上げた米海軍佐世保基地で働く前川博敬さん(59)は「こもりがちな一年だったが、来年はいい年になりますように」とほほ笑んだ。