元横綱稀勢の里の荒磯親方が振り返る「令和2年(2020年)の大相撲界」

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東海ラジオ『荒磯親方 横綱人生道』(月19:00~19:15)は、第72代横綱・元稀勢の里の荒磯親方が、相撲道で培った人生観、さらに幅広く、横綱の人生道を大いに語る番組。12月21日の放送では、コロナ禍に翻弄された今年の大相撲界について、その思いを語った。

今年はコロナ禍で、5月場所は中止。7月場所は無観客で開催。7月場所は例年の名古屋から東京へ、11月場所も福岡から東京へ、それぞれ場所を変更して開催された。この異例づくめの1年に荒磯親方は「力士たちはよく頑張ったと思う」と話した。

荒磯親方は「もし、自分が現役だったとしたら、調整がいろいろむずかしかったと思う。その中で力士たちはよくやってくれたと思う」さらに「自分からみても、お客さんの存在は本当にありがたいということがわかった。そういう1年だった」と振り返った。

続いて「無観客というのは、どんな雰囲気なのか」聞かれ、荒磯親方は「言葉にならない感じ。お客さんがいての大相撲だったので異様な感覚。土俵の近くで見ていたわけだが、稽古場でもないし、本場所でもない、何とも言えない感じ」と答えた。

「咳ひとつするだけで、会場中に響き渡るような、そんな状況の中で、力士たちはよく集中力を保ったな」と力士たちを褒めた。そして「今まで当たり前だった通常開催が今年はできなかった。来年はひとつひとつ段階を踏んで、元に戻るようにバックアップしていきたい」と話した。

荒磯親方 横綱人生道

放送局:東海ラジオ

放送日時:毎週月曜 19時00分~19時15分

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