J1仙台の新監督に手倉森氏が就任 8年ぶりの復帰

手倉森氏

J1仙台は29日、新監督に手倉森誠氏(53)が就任すると発表した。2008年から13年まで仙台で監督を務めた手倉森氏は16年リオデジャネイロ五輪の男子代表監督を務め、18年ロシアW杯では日本代表のコーチとしてベスト16に進出したチームをサポート。19年から率いていたJ2長崎を今季限りで退任し、8年ぶりの古巣復帰となる。

手倉森新監督はクラブを通じ「この度、ベガルタ仙台の監督に再び就任することとなった手倉森誠です。東日本大震災発生から10年目となる来シーズン、チームを率いることは様々な出来事とタイミングが重なったものであり、天に導かれたのだと感じています。今シーズン苦しんだベガルタ仙台を立て直す責任を持ち、常々話していた被災地・東北の希望の光、復興のシンボルになるべく、もう一度、かじを取ります。東北人の底力を見せるために、皆さまの力が必要です。また共に戦ってください」とコメントした。

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