真鶴町は28日、衣料品通販大手ZOZO(ゾゾ)創業者の前澤友作氏から500万円のふるさと納税があったと発表した。
前澤氏は11月、会員制交流サイト「ツイッター」で「ふるさと納税約8億円の寄付先を探しています」と全国の自治体首長らに呼び掛けていた。
投稿を知った同町の松本一彦町長が、町内に残る魚つき保安林「お林」を活用した観光振興や県内唯一の過疎地域からの自立を目指すと応募し、認められた。
500万円は今月25日に同町に振り込まれた。同町へのふるさと納税は、28日午後6時現在で前澤氏を含め144件、計802万5千円。同町政策課は「大変ありがたい。地域経済の発展のため、有効に活用したい」と話している。
前澤氏はこの企画で150自治体に500万円ずつ寄付した。県内では真鶴町だけだった。