ポイント事業でテント寄贈 保育現場など17施設に

寄贈されたテントで記念撮影する園児代表=平戸市、しおかこども園

 平戸市の34店舗が参加するポイントカード事業「平戸クラブネッツカード」事業事務局はこのほど、地域貢献事業として、平戸市保育会(間瀬光徳会長、17施設)に小型テント17張りを寄贈した。
 同ポイントカード事業は2016年、フジオカ(長崎市)と平戸商工会議所が地域購買力向上などを目指して始めた。会員は現在、同市内の約7400人。買い物で会員に付与するポイントのうち、10%を寄付として積み立てている。子育て世代を支援する目的で積立金を初めて活用した。
 間瀬会長が園長を務める同市鏡川町の「しおかこども園」で贈呈式を実施。同カード事業事務局の平戸商工会議所の早田悠次会頭が「新型コロナウイルスの影響で保育の現場の苦労は大きい。お手伝いをしたい」とあいさつ。間瀬会長が「屋外活動などで使いたい。今後も保育充実のため支援してほしい」とお礼を述べ、代表の園児がお遊戯を披露した。

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