大みそかの格闘技イベント「ＲＩＺＩＮ．２６」（さいたまスーパーアリーナ）の出場全選手インタビューが２９日にオンラインで行われ、所英男（４３）と対戦する２０１６年リオデジャネイロ五輪レスリング男子グレコローマン５９キロ級銀メダルの太田忍（２７）が白星デビューを誓った。
試合に向け調子を問われた太田は「格闘技の試合が初めてなので、調子がいいかどうかは分からないです。ただ、僕的にはいいです。スムーズに体重も落ちています。レスリングは当日計量ですが、今回は前日計量ということで苦なく楽勝で落とせました。（当日は）５～６キロリカバリーできれば」と順調な仕上がりをアピール。試合に向け「打撃で倒すとしたら…っていうイメージもフィニッシュするイメージもある。作戦通り遂行できたら負ける確率は少ないと思います。寝技に関してはスペシャリストですし、所選手の作戦にハマってしまえば負けてしまうこともあると思いますが、作戦通りに試合が進められれば本当に大丈夫だと思います。挑戦して勝ちに行く強い気持ちだけですね」と自信を口にした。
「太田忍という存在をＭＭＡ界に知ってもらうにはインパクトある試合をするのがベストかと思う」と話した太田。最高のデビューを飾ることはできるか。
