本田がボタフォゴを電撃退団報道。欧州復帰?

本田圭佑

ブラジルメディア「グローボ」は28日(日本時間29日)、ブラジル1部ボタフォゴの元日本代表MF本田圭佑(34)がクラブに退団を要求したと報じた。

今年1月にボタフォゴ入りした本田は、地元サポーターの熱烈歓迎を受け、外国人ながらキャプテンを任されるなど、大きな期待を背負ってシーズンに臨んだが、チーム成績は今ひとつ。19日の全国選手権コリチーバ戦では左太ももを負傷し、途中交代していた。同メディアは「今週中にも契約終了が発表されるはず」と、本田の退団は既定路線と伝えている。

本田がボタフォゴから去る理由について、同メディアは「一つはケガです」とし「さらにフィールド内外でクラブ状の況は本田を喜ばせていない。全国選手権では下から2番目(19位)で、深刻な金融危機に直面している。本田は現在の経営陣の決定に公然と反対した」と解説。クラブへの不満があったとした上で「欧州からオファーがあり、1月上旬までにリオデジャネイロを離れる必要がある」「家族とも一緒の時間を過ごしたいと考えている」と報じている。

ポルトガル1部ポルティモネンセからの獲得オファーが報道された本田は自身のツイッターでボタフォゴ残留の意向を示していたが、このまま欧州に向かう可能性もあるのだろうか。

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