大相撲初場所（来年１月１０日初日、東京・両国国技館）で琴勝峰（２１＝佐渡ケ嶽）が横綱との対戦に臨む。３場所連続の勝ち越しで自己最高位となる前頭３枚目に浮上。初場所では２横綱３大関と対戦する可能性もあるが「あまり考え過ぎないようにして、それでも考えてしまうんでしょうけど、思い切っていきたい」と意欲を語った。
特に横綱白鵬（３５＝宮城野）は特別な存在という。「小学生のときからテレビで見ていたので不思議な感じです」とし、白鵬が主催する小中学生の国際大会「白鵬杯」にも出場経験があるという。当時の印象は「でかいな」とし、いよいよ角界トップと対戦する可能性が出てきたことに「変な、こんなところまできたのかって感じです」と語った。
好調だった２０２０年については「番付が止まることなく上がり続けたことはよかったと思います。やれるんだということがわかったんで」と振り返り、来年に向けて「もっともっと飛躍する年にしたい」。さらに三役が見えてきたことに「変わらずに、一番一番を大事にして勝ち越しを目指して」と話した。
