【フロリダ州セントピーターズバーグ28日(日本時間29日)発】WWEのロウ大会が配信され、新旧WWE女子タッグ王者の遺恨が激化した。
〝女帝〟アスカ(39)と同王座を保持する〝女王様〟シャーロット・フレアー(34)は、ナイア・ジャックス(36)とシングルで対戦。アスカ&シャーロットは先日の「TLC」でナイア、シェイナ・ベイズラー(40)組から王座を奪取した。
試合前にアスカが「今夜、ナイアはシャーロットにかなわない」と対戦相手を挑発すると、試合では女王様がビッグブーツからのドロップキックでナイアを場外へ吹き飛ばして主導権を握った。
中盤では相手セコンドのシェイナが介入を狙うと、すかさずアスカがバックハンドブローで阻止。ところが2度目の介入ではアスカがシェイナに投げ飛ばされて解説席に激突した。
これでサポートを失ったシャーロットはフィギュアエイト(ブリッジ式足4の字固め)でナイアを捕獲したが、最後は再度乱入したシェイナが背後からキリフダクラッチ(裸絞め)を決めたところでナイアの反則負けが宣告された。
結果的に勝利したものの、消化不良の内容となったシャーロットとアスカは前王者組をギロリ。年明けのリマッチは避けられない状況になった。