人気アニメの声優に抜てきされた醍醐虎汰朗に期待される今後の成長

イメージ

昨年公開された新海誠監督のアニメ映画「天気の子」が、来年1月3日午後9時からテレビ朝日系で地上波初放送される。

同作は観客動員数1000万人超、興行収入140億円を突破し、国内の年間映画興行収入ランキングで1位を記録。

東京にやってきた家出少年・帆高と、祈るだけで晴れにできる不思議な力を持つ少女・陽菜が出会い、運命に翻弄されながらも自らの生き方を“選択”していく物語。

切なく繊細なストーリーと圧倒的な映像美で観客を魅了したほか、帆高の声を演じた俳優の醍醐虎汰朗と陽菜の声を演じた女優の森七菜が心の揺れ動くさまを感情豊に表現し話題となった。

醍醐は中学のサッカー部を引退後、かねてより芸能界に憧れていたため俳優の伊藤英明、女優の吉岡里帆らの所属事務所の系列に応募し俳優活動をスタートさせた。

2017年「舞台『弱虫ペダル』新インターハイ篇~スタートライン~」の一般公募オーディションにて自身初の舞台出演ながら主人公・小野田坂道役(3代目)を射止め、同公演の座長も務めた。

そして、「天気の子」のオーディションで、2000人の中から主人公・帆高役に選ばれた。「新海監督は『醍醐君は帆高に似ている。立ち振る舞いが初々しくて一生懸命だけどどこか空回りしているところが応援したくなる』と抜てきした理由を明かした。抜てきされたおかげで、一躍その存在が世に知れ渡ることになったので、新海監督は醍醐にとっての大恩人」(映画業界関係者)

「天気の子」での好演が評価され「第14回声優アワード」で新人男優賞を受賞。

趣味はゲーム・ゴルフ・ランニング、特技はサッカー・水泳・ボクシングとかなりの肉体派。漫画を読むスピードが非常に速く、1日に30冊を読破したこともあるという。

俳優として伊藤や小栗旬を尊敬しているというが、少しずつでも2人に近づいて行ってほしい。

来年1月8日スタートのテレビ東京系ドラマ「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」に本人役で出演する。

© 株式会社ジェイプレス社