ゴーン被告の逃亡で関与否定

レバノン政府の暫定首相

© 一般社団法人共同通信社

共同通信との単独会見に応じたレバノンのディアブ暫定首相=29日、ベイルート(共同)

 【ベイルート共同】レバノンのディアブ暫定首相は29日、首都ベイルートの首相府で共同通信と単独会見し、元日産自動車会長カルロス・ゴーン被告が同国に逃亡した事件に政府は関与していないと改めて主張した。被告の処遇は「レバノンの法律に従い、司法当局が判断する」と強調した。

 日本を不法出国したゴーン被告がレバノンに到着してから30日で1年になった。ディアブ氏は身柄の引き渡しを巡り「日本側から正式な要請を受けていない」と述べ、可否決定はさらに遅れるとの認識を示した。レバノンは犯罪人引渡条約を結んでいない日本への移送に否定的で、実現は困難だ。