「コロナに負けるな!」勇気をもらえる企業の前向きなSDGs・CSR活動まとめ

世界中が新型コロナウイルスの猛威に苦しめられ、経済は停滞したと言われた2020年。

しかし、世の中にはそんな状況下でも、いや、こんな状況だからこそ「コロナに負けるな!」と前向きに世界を元気づける活動をしている企業がたくさんあります。

今回は、そんな企業のSDGs・CSR活動に力を入れる企業をご紹介します。

子どもたちに笑顔を!「株式会社サンエイフーズ」のCSR活動

都内で6店舗を運営する焼き肉屋「黒毛和牛うしくろ」を運営する株式会社サンエイフーズは、都内の児童養護施設に通う子どもたちに焼肉の食べ放題を振舞う「児童養護施設の食事会」を開催。

子どもたちを笑顔にしたいという想いで3年前から行われているこの活動ですが、今年は新型コロナウイルスの影響もあり、開催には大きな悩みがあったとサンエイフーズ代表の韓 永紀氏は語っています。

「児童養護施設の食事会」の詳細と、韓 永紀氏が直接語ったくれたCSR活動への想いはこちらの記事で詳しくご紹介していますので、ぜひご覧になってみてください。

サッカーで子どもの未来を応援する、「PARK SSC」のSDGs活動

サッカー元日本代表、本田圭佑も出資をしているアパレルブランド「PARK SSC」も世界の貧困問題解決、平和と平等をテーマにした活動で話題です。

PARK SSCは、Apple(アップル)のグローバルクリエイティブディレクターとして働いていたサム・デイビー氏の立ち上げたブランド。かのスティーブ・ジョブズ氏と共にプランニングをしたソーシャルグッドブランドです。

スティーブジョブス氏の逝去により一時は頓挫したプランでしたが、サム・デイビー氏が「自分が大好きなサッカーで、世の中に善なることをしよう」と奮起し2015年にブランド設立。2020年に日本初上陸を果たしました。

PARK SSCでは、サッカーボールをひとつ買うことで、恵まれない地域の子どもたちに同じデザインのボールがひとつプレゼントされます。「Pass-A-Ball Project(パス ア ボール プロジェクト)」と呼ばれるこの活動は、すでに25ヶ国で実施され、約8,000球以上のサッカーボールが寄付されています。

さらに、このボールは地球環境に配慮された状態で製造をされており、持続可能な資源のみを使いオーガニックで作成。ポリエステルも新しいものではなくリサイクルをされたものを使用。

人にも地球にも優しいブランドとして、新時代のものづくりに革命を起こす存在として注目されています。

「新鮮な食材を届けたい!」そんな想いから立ち上がった宅配サービス『センチョク~新鮮直送卸~』

センチョクとは、「本当に良い新鮮食材をお客様のもとへ届けたい!」という想いをもとに、築地山治、和牛の卸しを行うプライムミート、ドライブスルー八百屋のフードサプライ、魚介を中心とした卸しのかいせい物産の4社が結集し、2020年5月に作られたオンライン市場。

利用者からは「箱を開けた瞬間海老が飛び跳ねるんじゃないかと思うくらい新鮮」と評判の宅配サービスです。

センチョクの目玉企画として話題を集めたのが、自宅のPCやスマートフォンなどで見れる「ライブ解体ショー」です。

これは、市場に並んだばかりの鮮魚をその場で卸す様子を生放送でお届けするサービスで、市場の活気を直に感じられると評判。

センチョクのさらに詳しい情報は、こちらのリンクからぜひ確認してみてください。

貴重なアンコウの“7つ道具”をオンラインで実演販売!「センチョク」のアンコウ解体ショーで秋の味覚を楽しもう | amy happy days

2021年夏、多くの人が勇気づけらた「公益社団法人東京青年会議所」による全国一斉花火

公益社団法人東京青年会議所は、公益社団法人日本青年会議所と連携し、新型コロナウイルスが無ければ「東京オリンピック2020」が開催されていたであろう2020年7月24日(金)に、全国一斉にサプライズで花火を打ち上げました。

同プロジェクトは密を避けるために場所は完全シークレット。「あたらしい日本をはじめよう」と銘打ち、停滞する社会や人の気持ちを勇気づけるイベントとなりました。

SNS上などでは、打ち上げ場所の予想や打ち上げ当日に現地にいた人の投稿などで盛り上げり、世間が明るい気持ちに包まれたのも記憶に新しいですよね。

当日の様子はこちらの記事で詳しく紹介していますので、ぜひ当時を思い返しながら読んでみてください。

力強いメッセージでイタリアを応援!「SY32 × Posto Segreto」のチャリティーTシャツ

元サッカーイタリア代表クリスティアン・ヴィエリ氏のファッションブランド「SY32(エスワイサーティトゥ)」が、新型コロナウイルスによって大打撃を受けたイタリアを元気づけようとチャリティーTシャツの販売を行いました。

Tシャツには大きく「Andra’ Tutto Bene」とプリントしてあります。これは日本語で「大丈夫、すべてうまくいくさ」という意味。

医療崩壊が現実のものとなりつつあったイタリアで、市民が医療関係者を勇気づけようと、自宅のシャツやシーツにこの言葉を描き、希望の象徴虹を添えて自宅の窓などから掲げていたそうです。

イタリア小物のセレクトショップ Posto Segretoは「どのような状態であっても医療と福祉は止めてはいけない」という考えのもの、この希望のTシャツを販売。売り上げを全額元インテルミラノの仲間が立ち上げたNPO法人に寄付。活動が困難になっていた同NPO法人を救いました。

私たちも大いに勇気づけられた、企業のSDGs・CSR活動に今後も注目しよう!

勇気をもらえる企業のSDGs・CSR活動、いかがでしたでしょうか。

この未曽有の事態においても、きちんと前を見据え、社会のために活動する企業や団体がいることで、私たちも大いに勇気づけられ、がんばろうと思えてきますよね。

まだまだ大変な時期が続きますが、私たちも自分たちにできることを見失わず、前向きに頑張っていきましょう!

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