オリックスの「282発男」ジョーンズ 本気か?来季は約30キロ減量で爆発予告

オリックス・ジョーンズは来季こそ真の実力を披露できるか

メジャー282本塁打の〝超大物助っ人〟がオフに30キロの減量に挑戦!? オリックスのアダム・ジョーンズ外野手(35)は1年目の2020年、打率2割5分8厘、12本塁打、43打点と低迷。吉田正との最強の3、4番コンビとなるはずが、勝負弱さが目立ち、後半からは下半身の不安を訴えて途中帰国した。

そんなジョーンズにチーム関係者は「日本の野球をナメているんじゃないか。いつもゆっくりペースで遊んでいるように見える。必死に取り組んでようには見えない」と首をかしげるばかり。特に指摘されていたのがウエートオーバーで「明らかに最初の時期より増えていた。そのせいで打撃の踏ん張りがきかないし、全力で走れない。2年目は絶対に働いてもらわないと困る。オフにしっかり体を絞ってきてもらいたい」(フロント関係者)と減量指令も出ていたほどだ。

当のジョーンズはそれを自覚しているのか、帰国の際に「来年は佐野(晧大)みたいになって帰ってくるよ!」とスタッフに冗談を言って去ったという。佐野は182センチ、73キロのスラリとした体形の俊足外野手。一方のジョーンズは球団資料で188センチ、98キロだが、周囲が「太目残り」をこぞって指摘していることを考えれば、佐野との体重差は30キロ程度になる。球団関係者は「ほんとに佐野みたいになって帰ってきたらすごいけど…」というが、ジョーンズも勝負の2年目。どこまで変身できるか。

© 株式会社東京スポーツ新聞社