日本付近は1月1日（金）にかけて強い冬型の気圧配置となり、北日本から西日本の日本海側を中心に荒れた天気となって、大雪となる見込み。大雪による交通障害や施設への被害に厳重に警戒するとともに、風雪や高波に警戒・注意が必要だ。
日本付近は強い冬型の気圧配置となっており、北日本や東日本から西日本の上空1500メートル付近には、平年より10℃前後低い－12℃以下の強い寒気が流れ込み、あす1日にかけて強い冬型の気圧配置が続く見込み。冬型の気圧配置は2日（土）にかけて続くおそれがある。
＜大雪＞
日本海側ではきのう（30日）から広い範囲で雪が降っていて、午前4時までの6時間の降雪量は、鳥取県の大山で75センチ、岡山県真庭市の上長田で60センチなどとなっていて、中国地方を中心に、記録的な大雪になっている所がある。
北日本から西日本の日本海側を中心に、1月2日にかけて大雪となり、平地でも大雪となる見込み。
その後も冬型の気圧配置が続くため、北日本や東日本の日本海側を中心に、大雪が続くおそれがある。大雪による交通障害や施設への被害に警戒が必要だ。特に中国地方ではきょう（31日）の昼前にかけて短時間で急に降雪が強まるおそれがあるため、厳重な警戒が必要となる。
＜風雪・高波＞
東日本から西日本では1月1日にかけて、荒れた天気となり、大しけとなる所がある見込み。
予想最大瞬間風速（1日にかけて）
北海道、北陸、近畿、中国、四国、九州北部、奄美、沖縄 30メートル
予想される波の高さ（1日にかけて）
沖縄 7メートル、北陸、奄美 6メートル 、近畿、中国、九州北部、九州南部 5メートル
ふぶきや吹きだまりによる交通障害、風雪や高波に警戒・注意が必要となる。
