【高校サッカー】飲酒問題に揺れた山辺 0-4で無念の初戦敗退 

第99回全国高校サッカー選手権は31日、首都圏の8会場で開幕。部員の飲酒問題に揺れた初出場の山辺(奈良)は、ゼットエーオリプリスタジアム(千葉・市原市)で関東一(東京B)と対戦し、0―4で敗れた。

前半は関東第一の猛攻を必死にしのいだものの、後半4分に右サイドを崩されると、エースのFW笠井佳祐(3年)にこぼれ球を押し込まれ、先制される。同6分には、右サイドからペナルティーエリア中央に送られたパスにFW平田晟也(3年)が反応。GKが前に出るも、華麗に交わされて追加点を献上。さらに、同24分、同36分にも笠井に得点を奪われ、ハットトリックを許した。

反撃したい山辺は、1年生主将・FW太田凱翔を中心にゴールへ迫ったが、最後まで得点を決めることはできず、無念の初戦敗退となった。

© 株式会社東京スポーツ新聞社