長崎北陽台さあ8強へ 1月1日、東海大大阪仰星戦

東海大大阪仰星戦に向けて意気込む長崎北陽台の選手たち=ならでんフィールド投てき練習場

 全国高校ラグビー大会第4日は元日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で3回戦8試合が行われる。長崎県代表の長崎北陽台は第1グラウンドの第1試合(10時)で、シード校の東海大大阪仰星(大阪第1)と対戦。チームが照準を合わせてきた一戦で、勝てば2年ぶりの8強入りとなる。
 長崎北陽台は12月30日の2回戦で明和県央(群馬)を56-0で圧倒して2年ぶりに3回戦へ進出。ここまでは攻守両面で精度の高いプレーを見せている。東海大大阪仰星と花園で対戦するのは初めて。直近のほかの大会でみると、2019年春の全国高校選抜大会は24-43で敗れているが、18年のサニックスワールドユース交流大会は28-21で競り勝っている。
 12月31日は午前10時から約1時間半、奈良市のならでんフィールド投てき練習場で調整練習。FWのラインアウトや全体の連係プレーなどを確認した。相手は優勝候補に挙がっている強豪だが、品川監督は「ディフェンスは一歩も引かないという気持ちが大事。でも、それだけでは勝てないから、トライを取りにいく」と選手たちの奮起に期待を寄せている。
 その選手たちも気合十分。主将のフランカー大町尚は「自分たちの持っているものを全部出し切る」、攻守でバックスをけん引するCTB本山も「受けに回らず、60分間チャレンジし続ける」と一戦必勝を誓っていた。


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