【WWE】ベイラーNXT年間最優秀マッチを受賞も…あご大ケガの因縁・オライリーと再戦へ

リングで対峙したベイラー(右)とオライリー(©2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

WWE・NXT大会が12月31日(日本時間1月1日)に配信され、「NXTイヤーエンド・アワード2020」のNXT年間最優秀マッチとして「テイクオーバー:31」で行われたフィン・ベイラー(39)対カイル・オライリー(33)のNXT王座戦が選ばれた。

ウィリアム・リーガルGM(52)がトロフィーを渡そうとするも、ベイラーは代わりにオライリーのトロフィーを持ち去ると、次週の「NXT:New Year’s Evil」で再戦が決まっているオライリーとリングで対峙した。

ベイラーは「王座があるからトロフィーはいらない。まだ3つのプレートがあごに入っているせいで、毎日あの試合を思い出す」と、王座防衛したものの、あごを2か所骨折して負傷欠場となった因縁の試合に言及。一方のオライリーは「俺にとってはこのトロフィーがNXTトップに来たことの証だ。でも、本当に欲しいのは王座。お前への敬意は家に置き去って、何がなんでもNXT王者になる」と15年に渡り王座を追い求めていたことを告白。これにベイラーは「お前は俺のあごを破壊したんだ。次は代償を払わせるぞ」と詰め寄り、2人は睨み合って火花を散らした。

そこへ王者ベイラーを付け狙う元王者カリオン・クロス(35)&スカーレット(29)が現れ「7日間で何が起ころうが関係ない。終末はすぐそこだ。チックタック」と意味深に挑発。さらに「NXT:New Year’s Evil」でクロスと対戦するダミアン・プリースト(38)が現れて殴り合いの大乱闘となった。

NXT年間最優秀マッチの再戦となるベイラー対オライリーのNXT王座戦、クロス対プリーストの一戦が行われる「NXT:New Year’s Evil」は日本時間8日にWWEネットワークで配信される。

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