「箱根駅伝を中止にするべきでは?」1都3県の知事が緊急事態宣言を要請…厳しい声続出 

沿道には選手たちを〝応援〟する人々が…(代表撮影)

本当に大丈夫なのか。東京都の小池百合子知事(68)ら1都3県の知事が2日、西村康稔経済再生担当大臣(58)と面会し、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から緊急事態宣言を要請。これを受け、第97回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の実施を巡り、ネット上には厳しい意見が相次いでいる。

今大会は、関東学生陸上競技連盟(関東学連)が「応援の自粛を要請します」と呼び掛けていたものの、2日の往路では多くの観客が沿道に詰めかけた。「箱根駅伝の沿道の観客の多さ見ても、危機感のない人が大半」「今さら緊急事態宣言出しても自粛していた人は更に自粛し、観戦に行くような人たちは変わらず外に出続けるんだろうな」と諦めに近い声が。

3日には復路が行われる予定だが「緊急事態宣言を知事共が望むなら、じゃあ今すぐ箱根駅伝止めるように動いてみろ」「緊急事態宣言を出すなら、箱根駅伝を中止にすべきなんじゃない?」といった指摘も出ている。

昨年12月以降、右肩上がりで増え続ける新型コロナウイルスの感染者。果たして箱根駅伝を無事に終えることはできるのか――。

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