吉川愛が「就活生日記」で主演。「本当に大変だからこそ、ちょっと息抜きをしたり、少し休むことが大事だと思う」

NHK総合では、就活生応援番組「コワくない。就活」と題して、1月11日から4週連続で、ミニドラマシリーズ「就活生日記」(月曜午後11:40)を放送。主人公の大学3年生の川村あかりを吉川愛が演じ、コロナ禍での就職活動に挑む姿を描く。

同ドラマは、日々奮闘する就活生にエールを送りつつ、彼らの今を描く。11日はウェブ面接でのエピソードの「就活戦線異状あり!?」、18日はウェブ面接の日のあかりと家族の様子をつづる「就活@ホーム」、25日は就活仲間とのトークを描く「就活生たちのディスタンス」、そして最終回の2月1日放送はOB訪問での出来事の「コワくない。就活」を放送。

吉川は役柄について「自分をうまく表現できないところが、私とあかりは似ていると思いました。あかりは就活で、“面接で素直に自分を表現しよう”と心がけているけど、自分らしい言葉で話せない。私自身も普段思ったことを思った通りに人に伝えられない、言えないことが多いので、そこが共通点だと思いました」と明かし、「実際に演じて、就活生の大変さが身に染みて分かりました。リモート面接では背景を気にしたり、血色が良くなるように工夫したり苦労も多いし、何よりも離れた相手と面接することは緊張するだろうなと思いました。そんな環境の中で就活に臨む皆さんに共感してもらえるように、私も本当に緊張して、面接シーンに臨みました」と、撮影での心境を吐露。

さらに、就活生に向けて「就活は本当に大変だからこそ、ちょっと息抜きをしたり、少し休むことが大事だと思います。私も、このお仕事でずっと張り詰めていると心も体ももたないので、息抜きをすることを大切にしています。就活は大変だし怖いこともたくさんあると思うので、たまには、気を使わない友達や、親に自分の心を打ち明けることも大切だと思います」と、メッセージを寄せている。

なお、あかりの母親役で西田尚美、あかりの父親役で野間口徹、あかりの就活仲間・優香役で鞘師里保、あかりの先輩役で泉澤祐希が出演する。

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