オワコン扱いから完全復活! とんねるず・石橋貴明「自前テレビ局」の大野望

石橋貴明

2021年は〝オワコン〟と呼ばれた男が〝逆襲〟に立ち上がる!? 最近、ユーチューバーとなった「とんねるず」の石橋貴明が、地上波のゴールデンタイムへの復帰を画策しているという。その復帰策とは、ユーチューブで稼いだおカネを資金として、自らがスポンサーとなり番組を作り上げていくというものだ。

石橋がテレビ界から見切りをつけられたのが2018年のこと。28年以上も続いたとんねるずの冠番組「みなさんのおかげでした」(フジテレビ系)が終了。その後「みなさん――」に代わる石橋のレギュラー番組として「石橋貴明のたいむとんねる」(同)が深夜枠でスタートしたが、こちらも2年足らずで終了し、現在のレギュラーは「石橋、薪を焚べる」(同)だけで、放送時間もかなり遅い。

ある制作会社関係者は「かつては大ヒット番組を連発し、時代の寵児となりましたが、今のテレビ界とは感覚がズレているのでは?と言われて〝オワコン〟芸人の代表格とも言われていた」。

そんな石橋がたどり着いたのが、ユーチューブ。昨年6月に「貴ちゃんねるず」を開設。「ダメなら引退」と公言しての勝負だったが、これが大当たりした。

芸能プロ関係者は「配信開始からわずか1か月足らずで、登録者数が100万人を突破するという驚異的なスピードを見せつけた。チャンネルを開設して半年で140万人以上の登録者を抱えている。収入もテレビのゴールデンタイムで活躍していたころに比べて、何倍にもなっているそうです」と話す。

誰もが想像もしていなかった結果に、得意満面の笑みを浮かべているのかと思いきや、決して満足していない。さらなる規格外の野望を口にしているという。

「ユーチューブで稼いだおカネをもとに、つながりの深いスポンサーなどの手を借りながら、自前のテレビ局を作ってしまおうというのです。自らプロデューサーとなって、バラエティー番組を立ち上げ、若手芸人の面倒を見ることも考えているそうです」(テレビ関係者)

破天荒なキャラに見えて、実は繊細で後輩思いなのが石橋。若手芸人の相談を親身になって聞いてあげる姿もたびたび目撃されている。

「石橋テレビ局」が生まれる日もそう遠くないかもしれない。

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