フランス1部パリサンジェルマン(PSG)のマウリシオ・ポチェッティーノ新監督(48)の招へいは、去就が注目されるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(33=バルセロナ)獲得への布石か。
PSGは昨年末にトーマス・トゥヘル監督(47)を解任。2日に後任として昨年11月までイングランド・プレミアリーグのトットナムを率いていたポチェッティーノ監督の就任を発表した。
新指揮官はクラブの公式サイトで「素晴らしいチャンスで、PSGに関われるのはファンタスティック。パリは世界で最も大きなクラブの一つだ。勝つことだけではなく、良い内容で勝つ必要がある」とビッグクラブでの指揮に意欲を見せた。
PSGがポチェッティーノ監督に期待するのは手腕はもちろんだが、あの選手との〝コネクション〟にもある。
フランス紙「パリジャン」は「メッシ獲得のために先輩を利用しそうだ」と報じ、獲得を狙うメッシとポチェッティーノ監督との共通点を指摘。アルゼンチン代表として活躍したほか、メッシがユース時代に所属したアルゼンチン1部ニューウェルズはポチェッティーノ監督の古巣でもある。さらに同監督は現役時代にプレーして監督としても指揮したスペイン1部エスパニョールの本拠地バルセロナに自宅があり、メッシとも〝ご近所さん〟という。
同郷の大先輩の存在が、スーパースターのPSG行きを後押しすることになるのか。