【全日本】ゼウス組がアジアタッグV2!次はUTAMAROと同門対決

アジアタッグ王座を防衛したゼウス、イザナギ組

全日本プロレス2021年新春興行(3日、東京・後楽園ホール)のアジアタッグ選手権で、王者のゼウス(38)、イザナギ組が大森北斗(25)、土肥こうじ(30)組を下し、2度目の防衛に成功した。

試合は序盤から王者組のユニット「パープルヘイズ」と、挑戦者組の「アンファンテリブル」のセコンドが互いに介入する荒れた展開。だがアンファンテリブルの羆嵐(29)と児玉裕輔(33)に乱入されてもゼウスはものともせず、児玉をリフトアップして場外の挑戦者組に投げつける。

最後は北斗のRKO2連発からのジャーマンスープレックスでのピンチをはね返したイザナギが、ジャーマンスープレックスから後転してのタイガースープレックスにつないで3カウントを奪った。

試合後は勝利の余韻に浸る間もなく、同じパープルヘイズのUTAMARO(33)から「俺たちで、そのベルトをかけてやりませんか?」と挑戦表明を受けた。

困惑するイザナギに決定を託されたゼウスが「どうしよう?」と客席を見渡すと大きな拍手が湧き起こる。これに「OK。じゃあやろう!」と承諾。アジアタッグ王座をかけた同門対決は決定的となった。

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