【スキー・ジャンプW杯】小林陵侑は7位 佐藤幸椰は5位

7位に終わった小林(ロイター)

【オーストリア・インスブルック3日発】ノルディックスキーのW杯ジャンプ男子は、伝統のジャンプ週間第3戦を兼ねた個人第10戦(ヒルサイズ=HS128メートル)が行われ、2季前の年間王者、小林陵侑(24=土屋ホーム)は244・3点で7位に終わった。

今大会は1回目がノックアウト方式の1対1の対戦形式で、小林は佐藤幸椰(25=雪印メグミルク)と対戦。踏み切り、着地をピタリと決めてHSを4メートルも超える最長不倒の132メートルの大ジャンプでガッツポーズを見せた。だが2回目は123メートル止まり。ビッグジャンプを2本揃えられず、今季初の表彰台を逃した。

優勝は261・6点でカミル・ストッホ(33=ポーランド)が今季初、通算37勝目を挙げた。佐藤は1回目で126・5メートルで小林に敗れたが、敗者の中の上位5人に入って2回目に進出。130メートルを飛び、合計245・6点で5位に入った。

© 株式会社東京スポーツ新聞社