【RIZIN】榊原CEOがシバター〝次戦〟に言及「コアなファンに怒られるのを覚悟で仕込んでいきたい」

大みそかのHIROYA戦が大きな話題を呼んだシバター(左)

総合格闘技団体の「RIZIN」の榊原信行CEOが公式ユーチューブチャンネル「RIZIN FIGHTING FEDERATION」内で、人気ユーチューバーのシバター(35)の〝次戦〟に言及した。

タイトル「シバターRIZIN参戦の舞台裏!」で、シバターとの交渉や対戦相手のHIROYAとの交渉を公開。榊原CEOは「笹原(広報)が今回のシバターの仕掛けの張本人だから」と内幕も明かしている。

さらに榊原CEOのインタビューも公開。

「なぜ、ユーチューバーを試合に?」との質問に榊原CEOは「いまの世界のトレンドですよ。(海外人気ユーチューバーの)ローガン・ポールだとか、ジェイク・ポールだとか2000万人のフォロワーがいる。この前マイク・タイソンの試合にも登場して。彼らがPPVの売り上げを稼げる、実力があるとかないとかは別に。シバターもどれだけ、トレンドに入って話題になったのか。普通の格闘家の試合より、実力は下でも話題性で言ったら、はるかに上」と、その反響を語る。

今回のオファーはあくまで実験的なもので、視聴率などの検証を行った上で「当然、黄金のカード、芯はぶらさずに、それでも少しはみ出して。ハードコアなファンのみんなたちとは別の層にもどう届けるか、というチャレンジの中でユーチューブのみんなの力もうまく活用できたらいいなと思っている」という。

シバターについては「よく頑張りましたよ。たいしたもんだと思う。HIROYAも(シバターが)あそこまでやるとは思ってなかったんじゃない」と合格点。HIROYAにも「しっかり向き合ってくれたことに感謝している」と、プロ側すれば、あまりメリットが無かった戦いに参戦してくれたことに頭を下げた。

最後には「シバターとも年明け、ゆっくりと話をして、また、第2弾、第3弾を積極的に。みんなには怒られるかもしれないけど、コアなファンからすると。怒られるのを覚悟で仕込んでいきたいなと思いますので、期待してください」とシバター参戦について、限りなく前向きである姿勢を示した。

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