小池都知事の元秘書が緊急事態宣言に注文「入国規制を強化すべき」

小池都知事

東京都議会議員の尾島紘平氏(32)が4日にツイートを更新。「緊急事態宣言が発出される見込みとなりました。(中略)心配なのは、必要な法整備が遅々として進んでおらず、また『やった感』で誤魔化すのではないかということ」と指摘している。尾島氏は小池百合子都知事の元秘書で都民ファーストの会に所属している。

首都圏の1都3県は飲食店の時短営業を午後10時から午後8時までに前倒しする方針。尾島氏は「1日5万円でそれをやれと言われても受け入れるお店がどれくらいあるのかという話。補償は家賃や人件費の観点から考えるべきだし、そのための法整備は国会でしか出来ない。冬が来る前にやるべきだった」と国が後手に回っているとした。

さらに緊急事態宣言と同時にやるべきこととして、海外からの入国制限を挙げる。「海外からの入国規制を強化すべき。日本の水際対策は控え目に言ってガバガバ。(中略)国内の移動を制限する一方で国外からは好き放題に入ってくるようでは、国民の理解も得られない」と注文した。

小池氏の元秘書だけに尾島氏の発言は注目だ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社