【交通事故死者2020】前年比-376の2839人、4年連続統計史上最少更新

東京都155人(+22)で都道府県別ワースト、26府県で統計史上最少更新

© 合同会社交通時象社

警察庁によると、2020年の全国交通事故死者(速報値)は累計2839人と、2019年の3215人から-376となり、1948年以降の統計史上最少を4年連続で更新しました。なお、うち65歳以上の高齢者は1596人(-186)となり、高齢者率56.2%は過去最大となりました。
都道府県別では36道府県で減少、11都県で増加していて、東京都が154件155人(+22)と総数および増加数でワーストとなりました。一方、千葉県や愛知県、大阪府など26府県で統計史上最少を更新しています。

※なお2020年はうるう年のため、前年比では1日多い。

■2020年交通事故死者数(速報値)
【月別】〈都道府県別最多/最少〉
・ 1月:262人(- 3)〈19人 神奈川県/0人 青森県〉
・ 2月:247人(+37)〈17人 大阪府 /0人 島根県・徳島県〉
・ 3月:239人(-22)〈17人 神奈川県/0人 滋賀県・和歌山県・鳥取県・徳島県〉
・ 4月:213人(-53)〈17人 愛知県 /0人 岐阜県・和歌山県・沖縄県〉
・ 5月:194人(-16)〈13人 愛知県 /0人 沖縄県〉
・ 6月:202人(- 4)〈10人 北海道・神奈川県・新潟県/0人 奈良県・島根県〉
・ 7月:190人(-39)〈16人 東京都 /0人 岩手県・山形県・和歌山県・沖縄県〉
・ 8月:197人(-81)〈16人 北海道 /0人 長崎県〉
・ 9月:243人(-50)〈19人 北海道・愛知県/0人 佐賀県〉
・10月:273人(-40)〈14人 千葉県・東京都/0人 徳島県〉
・11月:280人(-48)〈21人 東京都 /1人 青森県・秋田県・岐阜県・長崎県〉
・12月:298人(-58)〈22人 東京都 /0人 富山県・和歌山県〉

・1日あたり7.76人/3.09時間に1人の割合
 上期(182日1357人:1日7.46人/3.22時間に1人)
 下期(184日1482人:1日8.05人/2.98時間に1人)
・年間死者数:2019年3215人 18年3532人 17年3694人 16年3904人 15年4117人

【都道府県別】
全国  2839人(-376)[上期1357+下期1482/10万人比2.25人]

北海道  144人(- 8)[54+90/2.74人]
青森県  28人(- 9)[11+17/2.25人]★
秋田県  37人(- 3)[22+15/3.83人]
岩手県  46人(+ 1)[26+20/3.75人]
宮城県  44人(- 21)[27+17/1.91人]★
山形県  30人(- 2)[19+11/2.78人]
福島県  57人(- 4)[25+32/3.09人]★
茨城県  84人(- 23)[39+45/2.94人]★
栃木県  60人(- 22)[27+33/3.1人]
群馬県  45人(- 16)[16+29/2.32人]★
埼玉県  121人(- 8)[58+63/1.65人]★
千葉県  128人(- 44)[57+71/2.05人]★
東京都  155人(+ 22)[64+91/1.11人]
神奈川県 140人(+ 8)[71+69/1.52人]
山梨県  21人(- 4)[ 9+12/2.59人]★
長野県  46人(- 19)[21+25/2.24人]★
新潟県  64人(- 29)[32+32/2.88人]★
富山県  26人(- 8)[17+ 9/2.49人]★
石川県  40人(+ 9)[27+13/3.51人]
福井県  41人(+ 10)[14+27/5.34人]
静岡県  108人(+ 7)[54+54/2.96人]
愛知県  154人(- 2)[76+78/2.04人]★
三重県  73人(- 2)[42+31/4.1人]★
岐阜県  43人(- 41)[22+21/2.16人]★
滋賀県  49人(- 8)[18+31/3.47人]
奈良県  25人(- 9)[11+14/1.88人]★
和歌山県 18人(- 15)[ 8+10/1.95人]★
大阪府  124人(- 6)[63+61/1.41人]★
京都府  49人(- 6)[31+18/1.9人]★
兵庫県  110人(- 28)[49+61/2.01人]★
鳥取県  17人(- 14)[ 6+11/3.06人]
島根県  18人(- 7)[ 7+11/2.67人]
岡山県  62人(- 13)[34+28/3.28人]
広島県  71人(- 4)[34+37/2.53人]★
山口県  42人(- 3)[17+25/3.09人]★
徳島県  20人(- 21)[ 9+11/2.75人]★
香川県  59人(+ 12)[28+31/6.17人]
愛媛県  48人(+ 6)[16+32/3.58人]
高知県  34人(+ 1)[16+18/4.87人]
福岡県  91人(- 7)[42+49/1.78人]★
佐賀県  33人(- 1)[22+11/4.05人]
長崎県  34人(+ 1)[17+17/2.56人]
熊本県  46人(- 23)[22+24/2.63人]★
大分県  43人(+ 2)[24+19/3.79人]
宮崎県  36人(- 3)[19+17/3.36人]
鹿児島県 53人(- 8)[26+27/3.31人]★
沖縄県  22人(- 14)[ 8+14/1.51人]★

★統計史上最少更新

【ワースト3】
<総数>
1位:154件155人 東京都(+22)
2位:150件154人 愛知県(-2)
3位:136件144人 北海道(-8)

<増減数>
1位:+22 東京都(155人)
2位:+12 香川県(59人)
3位:+10 福井県(41人)

<増減率>
1位:福井県 32.3%(+10)
2位:石川県 29.0%(+ 9)
3位:香川県 25.5%(+12)

<10万人比>
1位:香川県(6.17人)
2位:福井県(5.34人)
3位:高知県(4.87人)

■交通事故死者数の推移 (人口10万人比)[うち高齢者]
・1948年  3848人( 4.93人)     現行基準の統計開始
・1949年  3790人( 4.74人)     2017年までの過去最少
・1953年  5544人( 6.46人)     初の5千人台
・1959年 10079人(10.98人)     初の1万人突破
・1970年 16765人(16.35人)     過去最多
・1976年  9734人( 8.70人)[1782人]1958年以来の9千人台
・1988年 10344人( 8.46人)[2369人]再びの1万人突破
・1995年 12670人( 8.54人)[3240人]高齢者数過去最多、率も初の30%台に
・1996年  9943人( 7.92人)[3145人]1987年以来の9千人台
・2009年  4979人( 3.90人)[2483人]1952年以来の4千人台
・2010年  4948人( 3.88人)[2489人]高齢者率50.3%と初の半数超に
・2015年  4117人( 3.24人)[2247人]2000年以来となる対前年増加
・2016年  3904人( 3.07人)[2138人]1949年以来の3千人台 高齢者率54.8%
・2017年  3694人( 2.91人)[2020人]1949年を下回る過去最少
・2018年  3532人( 2.79人)[1966人]過去最少更新、高齢者率過去最大55.7%
・2019年  3215人( 2.54人)[1782人]3年連続過去最少更新
・2020年  2839人( 2.25人)[1596人]初の2千人台、高齢者率56.2%

  • 「交通事故死者」とは
    「交通事故」とは、道路交通法第2条第1項第1号に規定する道路において、車両等及び列車の交通によって起こされた事故で、人の死亡又は負傷を伴うもの(人身事故)をいい、「死亡」(「死者」)とは、交通事故によって、発生から24時間以内に亡くなった場合(人)をいう。
    警察庁では、交通事故実態をできるだけ早く把握、分析し、最も効果的な交通安全対策を迅速に検討し実施するとともに、国民に対して、速やかに交通事故状況を知らせることで交通事故防止を図ることを目的として、各種統計をとりまとめている。このうち、交通事故死者については日報を、また翌春に30日以内交通事故死者を公表している。