昔ながらの喫茶店でひと休み!『香』でジビエ料理や天然鮎を堪能しよう!

人口2600人ほど、まちの92%を森林が占める自然豊かな福井県池田町。
その市街地の入り口に、レトロな飲食店が佇んでいるのを発見したのでご紹介します!

池田の入り口で見つけたレトロな喫茶店

『コーヒー&お食事 香』と書いてあるので、喫茶店であることは間違いなさそうですが、『おとり鮎』というのぼりが出ているのが少々気になります。

入ってみると、店内は本当に昔ながらの喫茶店という感じ。

喫茶 香はメニューが豊富!

ドリンクメニューはトマトジュースやバナナジュースまであって、迷ってしまうくらい豊富。

さらに、フードメニューのバリエーションの多さにも驚きました。

トーストやサンドイッチ、オムライスはわかりますが、わさび茶漬けやカレーうどん、そうめん、ラーメンまで喫茶店にあるとは驚き!

喫茶 香の目玉は『ジビエメニュー』

気になるのは、『焼肉定食 ししちゃん』や『猪ちゃんうどん』、『猪ちゃんカレー』など、『猪ちゃん』メニューの多さ。
実は香(かおり)は猟師さんがやっているお店なので、イノシシを使ったジビエメニューがおすすめなんです。
ちょっと敷居が高いイメージのジビエを、700円程度のリーズナブルなお値段で提供してくれるのもうれしいです!

今回は、一番のおすすめだという猪ちゃんカレーと、猪ちゃんうどん、猪丼、そして焼肉定食 ししちゃんを注文しました。

カウンターの上の鹿の角を眺めながら待っていると、あっという間に運ばれてきました。

猪ちゃんカレー(手前)、猪ちゃんうどん(左奥)、猪丼(右奥)
焼肉定食 ししちゃん

当たり前ですが、使われているお肉は全てイノシシのお肉。

ジビエって臭いんじゃない?
なんとなく抵抗がある…
という方もいるかもしれませんが、香のジビエ料理は全く臭みがなく、とっても食べやすい!
程よいかたさで食べ応えもあり、観光前の腹ごしらえにぴったりです!

また、池田町は米作りのまちでもあり、お米が美味しいことで有名。
香で使われているお米ももちろん池田町産のものです。
つやっつやでふっくらとしたご飯は、猪肉の美味しさをより引き立てていました。

天然鮎の塩焼き定食は予約必須!

そのほか、気になるメニューには天然鮎の塩焼き定食がありました。

香の道を挟んで向かい側に流れている足羽川は、毎年6〜11月(釣り方によって解禁期間が異なります)に県内外からたくさんの鮎釣りファンが訪れる場所です。(香でも鮎釣り券の販売をしています)

なんと香のマスターは猟師であるだけでなく、鮎釣り名人でもあり、釣った鮎を天然鮎の塩焼き定食に使っているそうです。(調理に時間がかかるので、事前予約することをおすすめします。)

最後はドリンクをいただいてごちそうさま。

鮎釣り好きもそうでない方も、休日はゆったりとした雰囲気の中で池田町の恵みをいただきませんか?
お店のお母さんもとっても気さくな方で、のんびりくつろぐことができますよ。

お店の情報は以下でご紹介しています!

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