【大相撲】初のカド番・正代は仕上がり60~70%「もうちょっと動けるようにしたい」

稽古で汗を流した正代(左)

大相撲初場所(10日初日、東京・両国国技館)を控えた4日、大関正代(29=時津風)が東京・墨田区の部屋で稽古を行った。幕内豊山(27)と3日連続で相撲を取り「体はよく動いていると思いますけど、もうちょっと動けるようにしたい」と語った。

11月場所で負傷した左足首はまだテーピングを巻いているが「最初に比べるとだいぶ薄くなった」ようで、初場所では「できれば外せたらなと」と〝完全復活〟を目指している。すでに「前に出る分には怖いことはない」と恐怖心を克服しつつあるが「ちょっと左足が残ったりすると、ちょっと変な感じはします」という。

初のカド番に向けて「もうそろそろ緊張してくるんじゃないかなと思うので、そこらへんもしっかり備えていけたら」と話す大関。体の仕上がりは「(100%のうち)60とか70くらい。ここからもうちょっと詰めていって100に」と意気込んだ。

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