【新日1・4東京ドーム】コロナ禍でも大反響 大張社長「楽しみ方のバリエーション増やしていきたい」

コロナ禍でも新日1・4東京ドームは大成功だった

新型コロナウイルス第3波の中で行われた新日本プロレス東京ドーム2連戦初日(4日)は、1万2689人の観衆を動員した。

昨年はドーム2連戦で2日間合計で約7万人を動員したが、今年はコロナ感染拡大の影響から収容上限を約2万人に設定していた。だが昨年末に感染者が急増したことで、政府が大規模イベントの人数制限の上限を「5000人」に戻す方針を表明した。販売済みだったチケットのキャンセルは求められず、新規販売で上限を超えないよう自粛要請があったため、新日本も昨年12月29日の時点でチケット販売を終了。当日券の販売も行われなかった。

大張高己社長(46)は「神々しかったですね。選手もそうですし、ファンもそうですし。入場人数としては今までより少ないですが、来ていただいた方々には本当に感謝ですし、(公式動画配信サービス)新日本プロレスワールド(の会員数)は過去最高を更新しています。今後も楽しみ方のバリエーションを増やしていきたいです」と総括。ツイッターでも長時間にわたり世界トレンド1位となるなど、コロナ禍でも大きな反響を呼んだ東京ドーム大会の成功に手ごたえを感じ取っていた。

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