プレミアリーグ第17節、サウサンプトンは王者リヴァプールに1-0で勝利し、2021年の初戦を白星で飾った。
試合終了直後にラルフ・ハーゼンフットル監督がその場に崩れ落ちて涙する姿も話題になっている。
【動画】現地で話題!ハーゼンフットル監督がリヴァプールに勝って泣き崩れるシーン
膝から崩れ落ちて涙するシーンは感動的だ…。
ハーゼンフットル監督は観客がスタンドに戻ってきた際にも泣いてしまったと語っていた好漢。同じく53歳であるユルゲン・クロップ監督とは同時期に監督ライセンスをとった間柄でもあるそう。また、クロップのチームを撃破するのはこれが初めてでもあったとか。
『Sky Sports』の試合後インタビューでこう述べていた。
ラルフ・ハーゼンフットル(サウサンプトン監督)
「ユルゲンから勝点を獲ったことは一度もなかったんだ。
彼らはとても強かったが、我々は自分達もできると信じ始めていた。何が起きるかもしれないと信じることができた。
今日の我々の守備はすごかった。あの子達の努力が勝利のカギだった。メンタリティはさらによかった。
我々にとってパーフェクトな日だ。重要な一歩だと思う」
古巣相手に決勝ゴールを決めたダニー・イングスも「彼はとても情熱的だ。それを見るのは僕ら全員にとって素晴らしいことさ」と指揮官の涙を讃えていた。
また、クロップ監督も「サウサンプトンはそれに値するよ。彼らは全力を尽くした」と相手を讃えていた。
Optaによれば、サウサンプトンはプレミアリーグで優勝した全7チーム(マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、ブラックバーン、アーセナル、チェルシー、レスター、リヴァプール)を優勝した翌シーズンに撃破した史上初のチームにもなったとのこと。