巨人・戸郷のテーマは「自立」〝G柱〟を目指して孤独修行中

巨人・戸郷のテーマは「自立」だ

巨人の戸郷翔征投手(20)が5日、宮崎・延岡市の母校・聖心ウルスラ学園高での自主トレ後、報道陣によるリモート取材に応じた。

昨季は高卒2年目ながら、先発ローテの一角を担って9勝(6敗)。エース・菅野がメジャー移籍となれば、来季は先発陣の主軸として期待がかかる。

ハタチの若さで「15勝」を目標に掲げるなど、すでに右腕にもその自覚が芽生え始めている。今冬の自主トレは単独での実施。「自立」が大きなテーマだ。

戸郷は「やっぱり、一人でやるのは大変。トレーニングも自分で考えないといけない」と率直な感想を漏らす一方で「一人でやりながら、色々考えながら、ここがこうだ、ああだ、というのは、いい勉強になる。楽しくというか、いい練習になっている」と充実感も口にした。

菅野の大きすぎる背中を追って一人、歩み始めた戸郷。巨人の柱となるために、今オフは孤独に自分を追い込む。

© 株式会社東京スポーツ新聞社