破竹の勢い!霜降り明星が4月ゴールデン進出へ 〝ズム兄〟せいやは下半身封印 

霜降り明星のせいや(左)と粗品

人気若手お笑いコンビ「霜降り明星」(せいや=28、粗品=27)らが、4月からレギュラー番組に昇格する新バラエティー「オトラクション」(TBS系、火曜午後7時)で、MCを務めることが分かった。せいやといえば昨年6月、ビデオ会議アプリのZoom(ズーム)で下半身をさらした騒動が記憶に新しい。子供たちも見るゴールデンタイムの新番組で初レギュラー…大丈夫なのか?

お笑い第7世代の筆頭・霜降り明星が、ついにゴールデン帯の番組のMCをゲットした。「オトラクション」とは、ゲームセンターで人気の音楽ゲーム(通称音ゲー)をアトラクション化した番組で、分かりやすくいえば、同じTBS系の名物番組「関口宏の東京フレンドパーク」の音ゲー版だ。

「オトラクション」は昨年8月、MCに霜降りの2人と歌手の西川貴教を迎えて単発放送。この3人のMCを維持したまま今年4月、レギュラー番組に昇格する。売れっ子の霜降りでもゴールデン帯のMCは初となる。

ゲーセンの音ゲーに着想を得ただけに、局側は主要ターゲットを若年層に設定。

「そのため、若者に人気の霜降りが抜てきされました。せいやさんもビンビンに気合が入っています」(関係者)

ただ、懸念がなくもない。昨年、下半身露出騒動を起こしたからだ。

せいやは、新型コロナウイルス感染拡大に伴う初の緊急事態宣言下にあった昨年5月に、一般女性とZoomでオンライン飲みをし、下半身をさらしたと翌6月、文春オンラインに報じられた。直後に、子供向けバラエティー番組「おはスタ」(テレビ東京系)のレギュラー出演を見合わせ。そのまま“卒業”となっている(昨年10月に単発出演した)。

「Zoomで騒ぎを起こしたので、芸人仲間から『ズム兄』と呼ばれ、親しまれています」(同)

その後、せいやの所属事務所・吉本興業が文芸春秋社を提訴するなど騒動に発展したが、一連の騒ぎから約半年。今週中にも東京都と埼玉、千葉、神奈川の3県が2度目の緊急事態宣言下に入る見込みとなった。

菅義偉首相は4日、感染拡大が飲食の場で起きるケースが多いとの見方を提示。「限定的に、集中的に行うことが効果的だ」と説明した。居酒屋など飲食店の営業時間短縮を重視している。

緊急事態宣言といえば、せいやが心配されるのも無理はない。

「せいやさんは大の酒好きです。2度目の宣言で居酒屋に行きづらくなり、Zoom飲みに流れて酔っ払った勢いでまた…という展開もなくはない。『オトラクション』も若年層がターゲットだけに、またやったら4月の開始前にせいやさんの“降板”は必至です」と前出の関係者は苦笑する。

もちろん本人も自覚十分だ。さすがに「もうやりません!」と宣言しているという。

昨年12月発売のフライデーの直撃取材には「今、(また)写真出されたら終わりなんで!」とミョーにビビった対応を見せていたが、それは頭に4月開始の番組がよぎったからだろう。〝ズム兄〟せいやの汚名挽回に期待したい。

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