【大相撲】初場所は感染対策を一層徹底 春場所に向け大阪の感染者数を注視

両国国技館

日本相撲協会の芝田山広報部長(58=元横綱大乃国)が6日、電話取材に応じた。

1都3県を対象とした緊急事態宣言が7日にも発表される見通しの中、大相撲初場所(10日初日、東京両国国技館)の入場券販売はこの日の午後6時に「売り止め」となった。今後は宣言内容によって柔軟に対応していくことになるが、芝田山部長は「お客さんが飲食をするスペースは、今まで以上に間隔を空けて人数的にも少し減らした形にする予定」と感染対策を徹底する。

また、緊急事態宣言の期間は来月7日までの方針。3月の春場所(大阪)については「県をまたいでの移動になるので、どう対応していくか話し合っている」とした上で「(開催に向けて)準備はしているが、大阪府の感染者の増減でどうなるか」と慎重な姿勢を貫いた。

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