ヘンリー王子は英王室離脱で〝大盛況〟 米カリフォルニア新生活を「楽しんでおられる」

新生活を満喫しているヘンリー王子夫妻(ロイター)

昨年3月末で英王室を離脱したことについて、ヘンリー王子(36)は「全く後悔はなく、(米国・カリフォルニア州での)生活に大満足だ」と王子に近い関係者が5日(日本時間6日)、米誌「Usウィークリー」(電子版)に明かした。

同誌は「ヘンリー王子 王室の公務から退き〝大盛況〟 過去は振り返らない」との見出しで、「自由を見つけた王子はこの1年近くで日に日に自分らしさを感じている」との関係者の話を伝えた。

同関係者はまた、王子とメーガン妃(39)は「普通の家族として、誰からも干渉されることなく物事を決める自由を得たことで、カリフォルニアの新たな生活を楽しんでおられる」と続けた。

2018年5月に結婚した夫妻は英国を離れた後、カナダに短期間滞在。その後、ロサンゼルスに移り、しばらくしてサンタバーバラ郡の高級住宅地モンテシートに購入した豪邸で長男アーチー君を含めた家族3人で暮らし始めた。

同誌によると、王子夫妻は「アーチウェル基金」の設立やSpotifyのポッドキャスト「アーチウェル・オーディオ」を含め、すでに多くのプロジェクトに着手するなど大盛況だという。

ただし、2020年は良いことばかりではなかった。世界を襲ったコロナ禍に加え、メーガン妃は昨年7月に第2子を流産。そのことを同11月に米紙ニューヨーク・タイムズの投書欄で公表。夫と思いを共にした〝耐えられないような悲しみ〟について激白した。

別の内部関係者は、昨年の様々な経験が「2人の絆をより強固なものにし、たくましい夫婦になった」と同誌に語った。

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