DeNAドラ1・入江は〝ムードメーカー〟でも即戦力!?「久々に突き抜けた新人」の声

青星寮前の星マークを指さすDeNAドラ1の入江(代表撮影)

さまざまな意味で期待が高まっている。DeNAのドラフト1位・入江大生投手(22=明大)が6日に神奈川・横須賀市の青星寮に入寮。オンラインで取材に応じ「年が明けて、また新たな気持ち。野球に対する取り組みもそうだし、より真摯に頑張ろうかなという思いがある」と目を輝かせた。

187センチ、84キロの恵まれた体格から繰り出される最速153キロの直球に加え、多彩な変化球も武器。大魔神・佐々木主浩氏らがつけた背番号22を継いだ即戦力右腕への期待は大きい。寮の部屋も2018年の新人王・東が使用していた「313号室」に決まった。

ムードメーカーとしての能力も高い。球団内でも「久々に突き抜けた新人が入って来た」と話題になっているほど。とにかく明るい性格で自称「2000個の一発ギャグやお笑いネタを持つ男」なのだ。

この日も早速公開された球団公式ツイッター上の動画に登場し、自室を紹介。「まあ身が引き締まる思いといいますか、背筋がピシッとしましたね」と真面目なリポートに徹していたかと思いきや、最後になって突然口調を変えるとポーズをとりながら「ABCの歌」の替え歌「ABCD、E背筋~っ」と絶叫し、爆笑を誘った。

入団会見の時も「(三浦)監督が〝番長〟なので、自分はちょっと下の〝特攻隊長〟あたりがいいかなと。〝総長〟になると超えちゃうので」とコメントして話題を呼んだ。チームの盛り上げ役としては昨季ブレークした主将の佐野もいるが、球団内では「すぐに入江もチームに溶け込み、活躍してくれるはず」と楽しみにしている。投球はもちろん〝芸風〟にも注目が集まりそうだ。

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