老化報道のダウンタウンはむしろパワーアップ! 浜田は新MC番組で〝午後7時の男〟襲名

「老化」どころか笑いが止まらない!?ダウンタウン

「歳をとる事が罪ですか?」――。

「ダウンタウン」松本人志(57)が5日夜にツイッターで、こう不快感を示して反響を呼んでいる。自身に対し「老化」を指摘したネットニュースに反論したのだ。果たして、相方の浜田雅功(57)とともに、2人は本当に老け込んでしまったのか?

緊急取材すると、老け込むどころか、浜田は今年4月から、新たなレギュラー番組のMC起用で調整されていることが分かった。

年明け早々、超大物芸人が不快感を示した。

松本は5日夜、ツイッターに「えらい言われようやな… 歳をとる事が罪ですか?」と投稿。怒りの矛先は、松本と浜田の「老化」を指摘した一部のネットニュースの記事だった。

5日午後8時34分に配信されたその記事は、大みそか放送の日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」の「絶対に笑ってはいけない 大貧民GoToラスベガス24時!!」に出演した松本と浜田が「老化」したと報じたのだ。

同番組内の、体の動きの器用さが求められるコーナーで、審判を務めた芸人の千原ジュニアが松本に「(動きが)遅い!」とツッコみ、うまくできなかった浜田に対しては「完全におじいちゃんや!」とイジった。見ていた視聴者はSNSで「老化」などと指摘。記事ではこれらを紹介して伝えた。

よほど〝イラッ!〟としたのだろう。記事が配信された約1時間後の同日午後9時50分、松本が冒頭のようにツイッターを投稿。SNS上で大きな反響を呼んだ。

その真意は松本のみぞ知るだが、おそらくまだ〝ビンビン〟と言いたいのだろう。

ダウンタウンに関しては過去に、所属の吉本興業関係者が本紙に「〝老いた〟とか〝気力を失った〟的な記事は避けていただきたい」と注文してきたことがある。「老化」のワードはひょっとしてタブー!?

とはいえ、2人が還暦に近づいているのも事実だ。果たして衰えてきているのか――。

芸能関係者を緊急取材すると「だんだんおじいちゃんになってきたとは思う」との声は少なくないが、芸能界における〝力〟については「いやいや健在」「影響力がハンパなさすぎる」といった評価がほとんど。むしろ浜田にいたっては、老け込むどころか新たにレギュラー番組のMC起用で調整されていることが分かった。

その番組は、TBS系クイズバラエティー番組「オオカミ少年」。浜田がMCを務めて2004~05年に毎週木曜深夜に放送され、VTRで流される情報がホントかウソかを当てる番組だった。昨年には単発で3回放送されていた。

「16年ぶりに今年4月からレギュラー、しかもゴールデンタイムの毎週金曜午後7時枠で復活する見込みです」(関係者)

浜田は現在、MCを担当するレギュラー番組を5本抱える。出色なのは、TBS系「プレバト!!」(毎週木曜午後7時)とフジテレビ系「ジャンクSPORTS」(毎週日曜午後7時)で、ここに「オオカミ少年」(毎週金曜午後7時で調整中)が加われば、「午後7時枠で3本のレギュラーを務めることになる。そのため〝午後7時の男〟と呼ばれ始めています」(同)。

浜田は前記の「笑ってはいけない」でゲスト出演した女優松本まりかから「反社」と強烈にイジられ、爆笑をさらった。

「コワモテだけど、子供たちも見る午後7時枠を3つも持つのは、世間の好感度は良好ということ」(同)

一方、松本の〝力〟が絶大なのは芸能界で常識中の常識。これについても「一切衰えはない」と関係者は口をそろえる(関連記事参照)。ダウンタウンは「健在」といっていいだろう。

© 株式会社東京スポーツ新聞社