【7日(木)の天気】日本海側 週末にかけて猛ふぶきや大雪に警戒 西日本太平洋側も積雪のおそれ

7日午後3時の雨雪と風の予想

 きょう(木)は急速に発達する低気圧の影響で、全国的に風が強まり、日本海側は西日本から北日本の広い範囲で雪となる。10日(日)にかけて、強い冬型の気圧配置となるため、日本海側では猛ふぶきや大雪に警戒が必要だ。日本海側だけでなく、西日本の太平洋側も雪が積もる所がある見込み。また、週末にかけて、この冬いちばんの厳しい寒さとなる所があるため、体調管理にも注意が必要となる。

日本海側は暴風雪や大雪に警戒を

7日夜の予想天気図と上空の寒気の予想

 きょう(木)は、日本海の低気圧が急速に発達しながら北日本に進む見込み。広い範囲で非常に強い風が吹き、日本海側では猛ふぶきとなりそうだ。雪の降り方も強まって見通しがきかなくなるおそれがある。

 日曜日ごろにかけて冬型の気圧配置が続くため、日本海側では雪が続き、積雪が一気に増える所もある見込み。

 交通機関の乱れや、なだれ、屋根からの落雪などに注意が必要となる。停電への備えなども早めに済ませておきたい。

 特に北陸では雪の量がかなり多くなる見通しで、24時間の予想降雪量(多い所)は、あす(金)朝までに80センチ、その後9日(土)の朝までに120センチなどとなっている。その後、10日(日)にかけても雪が続き、平地でも大雪となるおそれがある。

西日本の太平洋側も積雪のおそれ

7日昼前に予想される天気分布

 また、強い寒気が流れ込むため、ふだんは雪が降らない西日本の太平洋側も雪となり、平地でも積もる所がある見込み。

 東海や関東は晴れ間が出るものの、東海には雪雲の流れ込む所がありそうだ。

西日本は一段と厳しい寒さ

7日の天気予報と予想最高気温

 最高気温は東海から西できのう(水)より低く、松江で1℃、福岡は3℃などの予想で、朝から上がらず、さらに強い北よりの風が吹く。日中は強い寒気が流れ込むため、これまで以上に厳しい寒さとなる見込み。札幌も-5℃と真冬日が続く予想。

東京の時系列天気予報

 一方、東京は南風が吹き込むため、12℃まで上がる予想。ただ、午後は冷たい北風に変わって一気に寒くなるため、服装選びに気をつけたい。

週末 さらに寒さ厳しく

週末にかけての天気予報と予想気温

 あす(金)は全国的に厳しい寒さとなる。最高気温は福岡で1℃、名古屋は4℃の予想。東京も7℃と北風が冷たい一日になりそうだ。

 また、朝は西日本の内陸でも-5℃くらいまで下がる所があり、水道管の凍結にも注意が必要となる。(気象予報士・及川藍)

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