ヤマシタヘルスケア 11月中間は減収減益 設備管理費が影響

 医療機器卸売業の山下医科器械(長崎県佐世保市)を傘下に置くヤマシタヘルスケアホールディングス(福岡市)が6日発表した2020年11月中間連結決算は、売上高が前年同期比1.8%減の325億200万円、純利益が同25.4%減の3億800万円で減収減益だった。
 本業のもうけを示す営業利益は同19.9%減の4億2700万円。新型コロナウイルス感染対策に伴う設備管理費の増加などが響いた。主力の医療機器販売業では、画像診断機器や超音波診断装置、内視鏡備品などの売り上げが減少。コロナ禍を受け、商談の遅れや見送りなどもあっているという。
 昨年7月に公表した通期の業績予想は変更しない。

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