感染者がバイク事故 自宅待機要請後に 長崎 介助の4人を検査

 長崎市は6日、新型コロナウイルス感染確認に伴い、自宅待機を要請した70代男性が市内でバイクの自損事故を起こし、介助時に接触した男女4人を検査していることを明らかにした。男性は感染症指定医療機関に入院した。命に別条はない。
 男性は4日に陽性が判明。市は5日、入院か療養かを決めるまで自宅待機を要請した後、連絡がつかなくなり、男性は自損事故を起こし、現場で感染を打ち明けた。男性に毛布を掛けるなど介助した4人が不安を訴えたため、6日から検査を進めている。男性はマスクを着けていなかったという。
 市は「自宅待機中は感染を拡大しないように行動してほしい」としている。


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