去就が注目されるポルトガル1部ポルトの元日本代表MF中島翔哉(26)に、ベルギー1部アンデルレヒトが獲得オファーしたと海外メディアが報じた。
中島は昨年12月5日のトンデラ戦から1か月以上も実戦でプレーしておらず、ポルトではすでに構想外になっているとみられている。1月の市場で移籍が確実視されており、すでに複数のポルトガルメディアがUAE1部のアルナスルやアルアインからの関心を報じている。
2019年2月から5か月間在籍したカタール1部アルドハイル以来となる中東復帰の可能性が高まる中、ここにきて新たな動きが出てきた。
ポルトガルのテレビ局「SIC」が「アンデルレヒトが中島のレンタル移籍のオファーを行ったが、ポルトが断った」と報じたのだ。
アンデルレヒトはベルギーの名門で、今季もここまで4位と上位争いを演じている。報道によると、アンデルレヒト側は中島の実力を高く評価。今季の逆転優勝の切り札としてオファーしたが、ポルト側はレンタル移籍ではなく、完全移籍によって移籍金を得る方針にこだわっており、交渉は進展しなかった模様だ。
それでも、まだ欧州で需要があることが判明した。森保ジャパンで10番を背負った天才ドリブラーの動向から目が離せなくなってきた。