カニエ・ウェストとキム・カーダシアン離婚へ 夫の米大統領選出馬で〝堪忍袋の緒切れた〟

カニエ・ウェスト(右)とキム・カーダシアン(ロイター)

離婚に向けた話し合いが始まったと報じられる米セレブタレント、キム・カーダシアン(40)と米ラッパー、カニエ・ウェスト(43)について、米芸能メディアは「昨年電撃出馬したことでキムの〝堪忍袋の緒が切れた〟」と伝えた。

米紙ニューヨーク・ポストの芸能サイト「Page Six」は、カニエがキテレツな選挙戦を始めたことで、キムは「子供たちのため、そして自身の正気を保つため、離婚を決意した」とした。

カニエは昨年7月、突然大統領選出馬を表明。だが、米国の奴隷解放について事実と異なる意味不明の演説をして周囲を心配させた。

その数日後にはカーダシアン一族の長で、キムの母親であるクリス・ジェンナーを、ツイッターで北朝鮮の金正恩氏になぞらえ〝クリス・ジョン・ウン〟と呼び「家族が自分を精神科に強制入院させようとしている」と主張。その後も奇行が続き、出馬は持病の双極性障害が発症したためだと報じられた。

2人に近い関係者は「キムは夫の闘病を全力で支えてきたが、子供たちのためには何をすべきか理解した」と同サイトに明かした。キムはすでに敏腕で知られる離婚専門弁護士ローラ・ワッサー氏に依頼し、離婚申請前の打ち合わせを行っているという。

2013年に結婚した2人は、財産分与などに関する婚前契約に署名しているとされるが、子供4人の親権などについては離婚協議の中で話し合われるとみられる。

カニエは選挙活動中からワイオミング州に購入した広大な牧場に滞在し、一方のキムはカリフォルニア州で子供たちと暮らしていることから、別居状態が続いている。

© 株式会社東京スポーツ新聞社