山梨学院高校サッカー部ってどんなチーム?準決勝で帝京長岡高校と激戦!2020年度 第99回全国高校サッカー選手権

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2020年度 第99回全国高校サッカー選手権大会(高校選手権) 全国大会で準決勝に進出した山梨学院高校ってどんなチームなの?特徴は?キーマンは?選手権試合後の監督・選手インタビューまでさまざまな角度からご紹介します!

山梨学院高校サッカー部

チームの特徴とは?

山梨学院高校は山梨県甲府市にあります。
サッカー部は、2009年度 第88回全国高校サッカー選手権に初出場にして初優勝という快挙を果たしました。
2020年度 第99回全国高校サッカー選手権は、3年ぶり7回目の出場となります。
また、全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会(インターハイ)出場は5回。
2018年度 全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会(インターハイ)でも優勝という結果を残しています。
リーグ戦は高円宮杯JFA U-18サッカープリンスリーグ2020 関東に所属しています。

2020年度 第99回全国高校サッカー選手権山梨県大会では、21得点1失点。
日本航空高校と対戦した決勝戦では1失点しましたが、準決勝まで無失点という結果から見ても守りが非常に固いチームです。

キーマンは?

攻撃の要① GK 熊倉 匠 選手(FC東京U-15深川**出身\)
【プレーの特徴】
**キャプテンを務める熊倉選手、山梨学院高校の守護神でもあります。
2018年度 全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会(インターハイ)優勝の時には、1年生で唯一メンバー入りをしていました。

2020年度 第99回全国高校サッカー選手権全国大会3回戦、藤枝明誠高校との試合は1-1からPK戦にもつれ込み、両校とも6人目まで全員が成功させる展開から、GK熊倉選手が藤枝明誠の7人目をストップ。
10年ぶりのベスト8へ導きました。
また昌平高校との準々決勝戦でも、相手のMF須藤選手に「決めるしかないという思いで蹴りましたが、熊倉もうまく、その壁をはがせませんでした。」と言わせるほど。
GK熊倉選手のチームを救うセービングや安定感のあるプレーは今後も見逃せません。

攻撃の要② FW 久保 壮輝 選手( FC GIUSTI世田谷**出身\)
【プレーの特徴】
**2020年度 高校サッカー選手権全国大会準々決勝昌平戦では、ヘディングシュートで得点し、チームを準決勝へ導いた立役者です。
FW野田選手がFKを放り込み、DF一瀬選手が頭で折り返したボール。
ゴール前で待ち構えたFW久保選手は、そのボールをヘディングで押し込み、その1点が勝利へと繋がりました。
「セットプレーの練習で、あの形は練習していました。折り返しを信じ、セカンドボールが落ちてくるところを予測して入りました。」
というFW久保選手の言葉から分かるように、重要な一戦で練習の成果を見事に出した選手です。

山梨学院高校サッカー部

モットーと監督からのメッセージ

モットー

自立と自律、自分ひとりで決断できる人間になれ

監督からのメッセージ

サッカーは、自立し、自分を律して決断できる人間になることが何より重要です。
頭を使い、集中力の必要なスポーツなので全体練習は2時間だけ。集中してやります。
高校で日本一を目指すことはもちろん、もっと高い目標を持つように選手たちは頑張っています。

参照サイト:山梨学院高校HP

試合後インタビューでつづる準々決勝まで

準々決勝 vs昌平

山梨学院 長谷川 大 監督コメント
「昌平さんは非常にテクニカルなチーム。
相手の良さと自分達の良さをどう組み合わせてサッカーしていくかを分析して臨んだ試合でした。
前半は、自分たちがコンパクトな守備をして前からボールを奪いに行きながらも、10番の須藤選手やFWの小見選手に対するパスコースをしっかり限定しながら主導権を握っていくことが出来たと思います。
センターバック同士、身長が高い選手がお互いにいる中で、自分たちの強みであるロングスロー、コーナーキック、フリーキックでチャンスをつくることも上手く行きました。
後半は押し込まれてしまいましたが、粘り強いコレクティブな守備、魂を感じる守備が出来ており、うちの強みになってきていると感じています。
攻守の切り替えをコントロールすることは、戦い方のポイントであり、うちのテーマ。
何を捨てて、何を捨てないかという判断が大事。
選手達はそのことをよく理解してやれていたと思うし、身体が自然に反応していた。
やられたところがあるにしろ、身体を投げ出して守備できたことで良いゲームが出来た思います。」

山梨学院 久保 壮輝 選手コメント
「厳しい試合になることは分かっていたので、皆で乗り切ろうという話をして試合に臨みました。
ディフェンスラインは絶対にゼロで抑えてくれると信じていたので、自分達、攻撃陣が1点を取りに行こうと思いました。
自分たちにはヘディングの競り合いが強い選手がいるので、高さを生かして攻撃すること、ヘディングが強い選手をフリーにするために、チームで色々な策を考えてセットプレーで決め切れるよう準備してきました。
個人としては、フォワードの守備として、今日はセンターバックの4番の選手にプレスをかけて嵌めにいくことを頑張りました。サイドに追い込んで制限させるということが出来たと思います。」

山梨学院 熊倉 匠 主将コメント
「今日の試合は全員で勝った試合だと思います。
(昌平は)足元の上手い選手が多く、ワンツーや個々の技術で抜いてくるので、チーム全体で堅い守備をしようということを意識しました。
コーチングの面では、相手の上手さに翻弄されないよう、チームを締めることを意識しました。
サイドバックの鈴木剛がチームのバックラインの生命線。
身体を張った守備、チームを鼓舞するコーチングをしてくれるので、ディフェンスラインの生命線は鈴木だと思っています。」

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