辛坊治郎氏 特措法改正の内容にあ然「本気か、この人たちは」

辛坊治郎氏

フリーキャスターの辛坊治郎氏(64)が7日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「ズーム そこまで言うか!」に出演。新型インフルエンザ等対策特別措置法改正について、自身の見解を語った。

8日から1都3県に緊急事態宣言が発令されることを受けて、大阪からのリモート出演となった辛坊氏。この経緯について「いま改正されようとしている『新型インフルエンザ等対策特別措置法』にコロナが入っているわけですが、改正されたとしても交通機関の移動については、一切俎上(そじょう)に上ってませんので」とあくまで〝対策〟であることを強調した。

辛坊氏は同法にさらなる盛り込みが必要とし「病院等に一定の命令を出せる。つまり『こういう病気がはやっている時にはこの病気の患者をこれぐらい受け入れろ』みたいなことを政府や自治体が病院へ指導できるような法律が絶対いると思う」と主張。

現在、国会では飲食店への営業停止命令やそれに基づく罰則規定が議論の中心になっていると指摘した辛坊氏。「一番大切な医療機関に対して強制力を持ってなにかをするということが、新しく変えられる特措法ですら議論されていない。なんなんだ本気か、この人たちは」と政治家へ怒り心頭のようだ。

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