米プロバスケットボールNBA、トロント・ラプターズとツーウェー契約を結ぶ渡辺雄太(26)は敵地のフェニックス・サンズ戦に15分54秒出場し、3得点に終わった。試合は115―123で敗れ、通算1勝6敗となった。
ベンチスタートの渡辺は第1クォーター(Q)の7分過ぎから出場。直後に3点シュートを決めた。目立ったプレーは多くはなかったが、チーム最初の交代でコートに入ったことや、第2Qで交代したのが大黒柱のパスカル・シアカム(26)だったことを見ると、第2ユニットの戦力として計算に入っていることもうかがわせた。
2シーズン前の王者で昨季もプレーオフまで進んだラプターズは大きく出遅れた形だが、昨年2月以来となる15分以上の出場を果たした渡辺にとって、すべてが貴重な経験となっているのは確かだ。