広島の守護神・フランスアが母国で新型コロナ感染 来日延期でキャンプイン間に合わず

広島・フランスア

広島は7日、へロニモ・フランスア投手(27)が新型コロナウイルスの検査の結果、陽性と判定されたことを発表した。母国であるドミニカ共和国の現地時間5日、渡航前のPCR検査を受けたところ陽性判定となった。フランスア本人は無症状で体調に異常はなく、自宅で療養しているという。

今後は検査日から10日後と14日後にPCR検査を受け、2回連続で陰性となれば来日の準備を進める。さらに、陰性証明取得のため渡航前72時間以内に3度目のPCR検査を受け、陰性だった場合に翌日から来日が可能となる。

鈴木球団本部長は「通常通り回復しても来日して2週間隔離をしないといけない。キャンプインには間に合わないだろう」と見通しを明かした。昨季、防御率2・45で19セーブを挙げた助っ人左腕は今季も守護神の筆頭候補。調整遅れとなれば、ブルペンへの影響は必至となるが、果たして…。

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