イケメン俳優・岩田剛典(31)が7日、都内で主演映画「名も無き世界のエンドロール」(29日公開)の完成報告会見に出席。幼なじみ役を演じた俳優たちがかなり年下で、撮影中は年の差を感じていたと明かした。
幼なじみ役の新田真剣佑は現在24歳。もう1人の山田杏奈は8日が20歳の誕生日で、撮影当時は18歳だった。ヒロイン役・中村アン(33)と同世代の岩田は、冒頭から「いろいろと意識する部分があったりとか、無駄に取り越し苦労じゃないけど、考え過ぎてた部分があって…」と年の差トーク。
ただ、現場に入ると「なんかホントにすんなりと、違和感なく幼なじみの関係値っていうものが築けていった」という。最初のシーンはカラオケボックスでの撮影で「その日に連絡先とか交換したりして、和気あいあいとやらせてもらいましたね」。
真剣佑はクランクイン早々「すいません岩田さん、『岩ちゃん』って呼んでもいいですか?」と言って距離を縮め、それ以降は岩田をニックネームで呼んでいたそう。
山田も気を遣ったようだ。「ちょっと年齢が違ったので、幼なじみっていうことで大丈夫かなというか、アタシだけ幼くならないようにというか、ちゃんとスッと見てもらえるようにできるかなと思ってたんです」
試写を見た司会者が「年齢差全然感じなかったですもん。役者さんスゴイなと思いました」と感心すると、岩田は「僕は(年齢差を)感じてましたけどね」とポツリ。佐藤祐市監督が、岩田の若々しい演技を「衣装合わせのとき岩ちゃんにそうお願いしたら、やっぱそうなるんですもんね。すごい!」とほめても、「僕はね、感じてましたけど…。あえてあんまり口には出さないようにしてました」と岩田は振り返る。
「どんなことで感じちゃってたんですか?」と司会者が突っ込むと、佐藤監督が機転を利かせ「いや、そこ掘らないほうが…」と遮り、岩田は笑ってごまかしていた。