日本バドミントン協会は8日、タイ遠征を予定していた日本選手団に、新型コロナウイルスのPCR検査で陽性となった桃田賢斗(26=NTT東日本)と濃厚接触に該当する選手がいなかったことを発表した。また、経過観察を行っていた選手・スタッフを再検査した結果、全員陰性が確認された。
桃田と行動が近かった選手は5日までホテルに待機。関係機関から前述の連絡を受け、すべての選手、スタッフは解散となった。
桃田はタイ・バンコクで開催される「ヨネックスオープン」(12日開幕)、「トヨタオープン」(19日開幕)への派遣に向け、成田空港から出国前にPCR検査を実施し、陽性が判明。現在、自身が手配した場所で自主隔離を行っている。
なお、両大会への日本代表選手団34人(桃田を含む)の派遣は中止となった。